江口晃生
江口晃生

6月のボートトピック~江口晃生、服部幸男、海野ゆかり、吉川元浩、徳増秀樹の節目の勝利

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江口晃生と服部幸男が2500勝

5月31日の住之江一般戦4日目12Rで江口晃生が、6月14日のびわこ一般戦最終日11Rでは服部幸男がデビュー通算2500勝を達成した。江口は38人目、服部が39人目の快挙。

江口の内訳はSG129勝、GI433勝、GⅡ19勝、GⅢ207勝、一般戦1712勝。群馬支部では初(2位は新井敏司の2494勝)、54期では島川光男金子良昭に続く3人目。江口はSG2V、GI6Vで通算優勝は歴代12位タイの115回。生涯獲得賞金は18億円を超えている。

服部の内訳はSG223勝、GI754勝、GⅡ82勝、GⅢ254勝、一般戦1187勝。静岡支部では金子良昭に続く2人目、64期では初(2位は松井繁の2486勝)。服部はSG4V、GI21Vで通算優勝は102回。生涯獲得賞金は20億円を超えており、歴代11位。

海野ゆかりと吉川元浩は2000勝

6月3日の児島一般戦3日目10Rで海野ゆかりが、6月14日の丸亀一般戦5日目準優9Rでは吉川元浩がデビュー通算2000勝を達成した。吉川が170人目。

海野の内訳はSG22勝、GI95勝、GⅡ40勝、GⅢ764勝、一般戦1079勝。女子では山川美由紀日高逸子寺田千恵谷川里江に続く5人目。広島支部では12人目、71期では深川真二馬袋義則川北浩貴に続く4人目。海野のレディースチャンピオン2回を含めた通算優勝は、女子では5位の61回。生涯獲得賞金は女子5位の約7億9千万円。

吉川の内訳はSG175勝、GI548勝、GⅡ31勝、GⅢ105勝、一般戦1141勝。兵庫支部では花田稔、芝田浩治、馬袋義則、安田政彦、脇辰雄に続く6人目。79期では初(2位は中辻崇人の1968勝)の快挙。吉川はSG4V、GI20Vで通算優勝は97回。生涯獲得賞金は約17億3千万円で歴代20位。

徳増秀樹が通算V100&完全V

5月26日からの浜名湖GⅢ企業杯で、徳増秀樹が史上11人目となるデビュー通算100回目の優勝に到達した。さらに1節走って再び地元水面に戻り、同じエンジンを引くという幸運にも恵まれて、6月13日からの4日間短期決戦の通算101回目の優勝は7連勝のパーフェクトVだった。更にこの優勝は今年6回目の優勝でもあった。

徳増の完全優勝は14年10月の大村(6連勝)以来で通算4回目。06年の5月と7月に浜名湖で2節連続完全優勝をしたこともある。この時は浜名湖で18連勝もマークした。

西島義則が還暦超え最多となる5回目の優勝

6月21日の宮島マスターズリーグで、61歳7か月の西島義則が3号艇からインを奪って優勝。60歳の還暦超え以降、これが5回目の優勝となり、還暦超え優勝回数は単独トップに立った。2位は新良一規の4回。3位は加藤峻二さんの3回。還暦超え優勝は全部で29回あるが、そのうちの5回が西島というわけだ。

西島は前期も7.64という高い勝率を残すなど、まだまだ元気いっぱい。今年も6回の優出があり、優勝2回、準優勝2回とバリバリに活躍中。10月の蒲郡ダービーも出場圏内にいる。通算勝利も歴代6位の2924勝としており、史上5人目となる3000勝の大台まで、残り76勝まで迫っている。