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白熱のバトルを繰り広げてきたボートレース徳山のSG「第33回グランドチャンピオン」は25日に最終日を迎え、12Rでいよいよ優勝戦が行われる。
優勝戦メンバーは1号艇から順に磯部誠(愛知)、石野貴之(大阪)、平本真之(愛知)、坪井康晴(静岡)、池田浩二(愛知)、茅原悠紀(岡山)。磯部はSG初優勝、石野はオールスターに続くSG連続V、池田は昨年大会に続く連覇が懸かる一戦だ。
それにしてもグラチャンは、愛知支部の相性がいい。池田が優勝した昨年大会も3人が優出を果たした。平本は「愛知勢は本当にこの大会が得意。3人でワンツースリーを決めたい。誰が1着かは言いませんけど(笑)」と笑う。そして熱烈な愛知ファンならお気付きかもしれないが、ボートレース常滑の対岸に掲げられている大看板の3人だ。池田は「平本と磯部は優出するだろうと思っていたので、俺が一番怪しかった(笑)」とひと安心。だが「看板の真ん中にいるのは俺だからね。表彰式は俺が真ん中(1着)に立つ、かな」と先輩の意地もチラリと見えた。
そんな3人の最大のライバルとなるのが、2号艇の石野。「エンジンは優勝したオールスターよりも仕上がっている。ぶっちぎりの節一。差してもまくっても勝てる足だと思う」と豪語するほど、機力には自信を持っている。磯部や平本も「満足の足だけど、1人だけスゴイ人がいる」と警戒を強めるほどだ。磯部の初優勝か、それとも池田の連覇か。それを石野が打ち砕いてSG連続Vを達成するのか。話題盛りだくさんのファイナルに乞うご期待!
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