2月のボートトピック～鈴木幸夫、前本泰和が引退、登録5千番台GI覇者誕生～

○前本泰和が電撃引退

同期のSG覇者は濱野谷憲吾と西村勝の2人。師匠は西島義則。A級に定着したのは4年目と当時としては決して早くはなかったが、01年後期からは43期連続でA1級をキープ。勝率はどんなに高くてもどういうわけか記念レギュラーにはならず、一般戦の鬼と化して16年の徳山で当時14人目となる24場全場制覇を達成。07年5月から7月にかけて艇界レコードでいまだに破られていない7場所連続優勝の快挙も達成している。年間V5以上は実に14回もあり、07、14年と年間V11が2回。とにかく一般戦での強さはケタが違っていた。勝率8点台も5期あり、自己最高は10年後期の8.55。