中田達也が落水事故で死去

6日に初日を迎えたボートレース宮島の10Rで悲劇が起きた。1号艇で出走した中田達也選手(29＝福岡)が、3周バックストレッチを航走中、他艇と接触して落水。その後に後続艇と接触した。ただちに救急車でJA広島総合病院に搬送されて集中治療室で治療を行ったが、死亡が確認された。死因等は調査中。

レース中における選手の死亡事故は、今年1月12日に多摩川ボートで発生した、故・小林晋選手以来、ボートレース開催当初から33件目。

中田選手は第113期の勝率ナンバーワンで卒業記念レースでも優勝、将来を嘱望されたレーサーだった。昨年は浜名湖67周年記念、ヤングダービーとGIで2度の優出を果たすなど、着実に成長を続けていただけに、あまりにも早すぎる死となった。ご冥福をお祈りいたします。