
若松
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2016年に新設された大会で、3日間の短期決戦で行われます。優勝者はBBCトーナメントの優先出場権が与えられます。一般戦扱いですが、出場選手はA1級とA2級が同数で、メンバーのレベルからすればGⅡのMB大賞と同じです。前回の優勝賞金は130万円でした。
総当たり制を原則とするレースと違って「一発勝負」のバトルトーナメントは、舟券作戦も根本的に違ってきます。トーナメントなので、名称も準決勝、決勝戦になります。過去3回の大会から一発勝負の舟券作戦を調べてみました。
ナイター開催の1回戦は4R~11Rです。各レースでA1級3名、A2級3名ですが、枠番は抽選で決まります。そのため、番組の意図が入り込む余地はありません。1号艇にA1級が乗れば1着の可能性が高くなりますが、A2級だと不安ありです。
前回の常滑では、1号艇がA1級だと4レース中3勝、A2級は4レース中2勝です。A1級の分布がレースの流れを決めるようです。セミファイナルはA2級が4レース独占しました。結果は2勝です。A2級の1号艇だと信頼度が下がると思って舟券作戦を組み立ててください。
1回戦で2着になった選手は、2日目の敗者復活戦に回されます。そこで1着になり、トーナメントの得点1位が決勝戦の6号艇にシードされます。過去3年間の敗者復活戦は、1号艇の信頼度が下がります。尼崎は1号艇が全滅でした。前回の常滑は2勝、前々回の児島は1勝です。1号艇が負けることもあって、荒れ含みです。4レースある敗者復活戦で必ず万穴が飛び出しています。
過去3大会の6号艇の決勝戦の成績は、4着、3着、2着です。優勝はできなくても舟券の対象になっています。敗者復活から勝ち上がったラッキーな選手だからといって軽視できません。
2020年の尼崎から決勝戦の1~4号艇の枠番を抽選で決めるようになりました。2016年の平和島は今井美亜が優勝して3連単で8980円の中穴になりましたが、住之江の松井繁の優勝は790円、福岡の中田竜太の優勝は830円、多摩川の赤岩善生の優勝は690円と、いずれも1コースが逃げる本命決着に終わっています。
短期決戦が持つ意外性を出すために、2020年からあみだ方式の抽選に変わりました。最初の年の尼崎は瓜生正義が5コースからまくり差しを決めて42790円の高配当が飛び出しています。3連勝で決勝戦に進出した峰竜太は抽選で4号艇でした。1号艇が優勝した児島、常滑でも中穴になっています。児島でも3連勝の柳沢一が優勝できませんでした。
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