オールスターの風と潮回り
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いよいよ明日から始まるSGオールスター。舟券に関する詳しい情報は特設サイトに譲るとして、ここでは水面についての情報をお伝えしよう。
舞台となる宮島は風向・風速、潮回りがレースに与える影響が非常に大きな場である。1日の中でも風向きがコロコロ変わり、レース形態が一変するシーンも珍しくない。
船岡洋一郎が優勝した4月の68周年では、風向の変わり目から急にレース形態が一変し、しかも風向きが変わった瞬間から強めに吹く場合も多く、これが選手のスタート勘を狂わせた。
ダッシュ勢が幅を利かせて高配当が多発した周年のような状況になるには、風だけでなく潮回りも重要。オールスター期間中の潮回りは、次の通り。
初日 小潮
2日目 長潮
3日目 若潮
4日目 中潮
5日目 中潮
最終日 大潮
この潮回りで一番重要なのは上げ潮か下げ潮かである。満潮時刻に近づく時間帯を上げ潮と呼ぶ。序盤は干満差も小さいので、そこまで気にしなくても良さそうだが、最終日は大潮で干満差は3メートル。15時に最干潮を迎えるので、優勝戦時は上げ潮水面。強めの風が吹けば荒れるケースもあるかもしれない。
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