GWに130期の新人がデビュー

5月1日から級別審査期間は新期となり、同時に新人もデビューし始める。今期は130期の27人がデビューを控えているが、その中でも先陣を切るのは中山翔太(三重支部)だ。

デビュー戦は1日から始まる津のゴールデンウィーク開催。中山の訓練生時代のリーグ勝率7.65は同期でナンバーワン。さらに修了記念競走も優勝しており、いわゆる養成所チャンプである。それだけに将来の期待は大きい。

ただ、最近はいきなり活躍する新人はほぼ皆無と言っていい。中山もしばらくは苦戦が続くのではないかと思われる。

しかし、養成所の成績が良かった選手はB2級でも、B1級と同等の斡旋を受ける。つまり、他の新人よりも、デビュー期は多く走れるわけだ。

新人にとって、大事なことはとにかく経験。成長のためにはひとつでも多くのレースをこなすことが重要となる。

他では塚越海斗(群馬支部)が2日から始まる桐生でデビューをする。塚越も成績上位のため、B1斡旋。そのアドバンテージを活かし、どれだけ早い成長ができるかは注目したい。