非常識Fによる即日帰郷が廃止
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スタートタイミング+05以上のフライングは即日帰郷処分となる、いわゆる"非常識なF"。2013年11月以降適用され8年半が経過したが、その非常識なFの罰則が、5月1日以降変更される。
現行では+05以上のFを切ったその日に帰郷する"即日帰郷"だったが、そのペナルティはなくなる。替わって従来の出場辞退期間にさらに5日が加算されることになった。つまり非常識なF、1本だと30日のF休みが35日になるということ。
昨年は1346件のフライングが発生し、そのうち145件が非常識だった。だが非常識なFを切った場合でも、番組編成上の都合で帰郷処分を受けないケースもあった。特にコロナ禍では途中帰郷者も多く、人数が足りずに番組が組めない時には、帰郷せずに翌日も出走するケースもあった。また、期末など出走回数を気にする時期は、その処遇について選手の中には不満を口にする者もいたが、今回の変更はそういった"不公平感"をなくすことにもなる。
もうひとつ変更点がある。従来は非常識なFを切ると碧南訓練所で行われる選手会の自主訓練に参加しなければならなかった。それが今後は通常のF同様、前回のスタート事故から起算して90走以内の場合となる。