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【山崎智也】
本日(13日)は朝からボート界に衝撃が走った。SGV11、GIV31という輝かしい実績を誇る山崎智也が引退すると一部スポーツ紙が報じたからだ。
競走会は昨日、山崎がSGオールスターを家事都合で欠場、深川真二が繰り上がると発表した。その後、出場予定だった戸田周年を欠場、同時に全ての斡旋が消えた。このパターンは大きなケガをしたか、褒賞懲戒にかかるか、引退か、というのが通例。もしかすると心の準備をした人もいたかもしれない。
午後になり、競走会が正式に引退を発表。引退について、本人のコメントは以下の通り。
「この仕事はずっと楽しみながらやってきたが、最近は勝つことに対して楽しいという気持ちが薄れてきた。今月の宮島を走った時に、今のメンタルでオールスターを走るのはお客さまに申し訳ないという気持ちと、出場枠のひとつを無駄にしてしまうという思いになった。先輩選手から30年は続けるように言われていたので、節目の30年まであと半年続けたかったという思いもある。思い出に残っているのは2度の賞金王。それから初めてSGを獲ったダービーの優勝です」
本誌マクールでは、今年2月号の巻頭インタビューに登場してもらったばかりだっただけに驚きは小さくなかった。その時に引退やモチベーションについての話も出ていた。
○生活スタイル
自分の時間が増えて充実していますよ。人生を楽しんでいます。持ちペラ時代の生活はホントに酷かったですから。レースに行って終わるとすぐペラ小屋に行ってペラを叩いて。またそこからレースに行くの繰り返し。プライベートの時間なんてまったくありませんでした。それが今のプロペラ制度になってからは、身体も楽になりましたね。仕事がない時は子供の送り迎えをしていますよ。
成績がパッとしないのは、年齢というよりメンタルの部分なのかな。15年に2回目のグランプリを獲ってから、モチベーションが少し下がったのは否めない。元々賞金はグランプリに出るために気にはしていたけど、お金自体には無頓着で興味がない。稼ごうと思って走ったことがないんですよ。だって物欲がないから。
○家族の支え
グランプリシリーズに出場できなくて3年。カミさん(横西奏恵元選手)に「シリーズ戦にも出られなくなったの?」って笑われました(笑)。正直に話すと、カミさんと引退についての話をしたことがあります。モチベーション的にもういいかなっていう。カミさんはオレがすげえわがままなのを知っているし、言い出したら聞かないのもわかっているんですよ。でもこの時は本気で止められました。今年、次女が小学校に入るんですけど、父親の職業欄に「無職」って書くのは嫌だからもう少し頑張れと(笑)。よくよく考えると、たしかに自分の親が無職ってちょっとかわいそうかなって。その後も中学校や高校もあるわけだし。もしカミさんに辞めていいよって言われてたら、辞めてたかもしれません。
○山崎智也の復活はあるのか
成績を残せていない俺に今でもオールスターの投票をしてくれるファンには申し訳ない気持ちが強いです。今の若いファンは、俺がグランプリを獲ったことがあるなんて知らない人も多いんじゃないかな。でも投票してくれるファンは「まだ頑張れる」、「復活するはず」って思ってくれていると思うんですよ。
そんな期待に応えるためにも、もう一度強い姿を見せたい、今年こそ見せられるように頑張らないとって思います。もうひと花咲かせてみせますよ。もうちょっとゲームの課金もしたいですしね(笑)。
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