近況好調選手で好配当を狙う

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野口勝弘

近況好調な選手を買うのが、舟券の鉄則といえよう。期末も近いことで、新期勝率のデータも信頼度の高いものになってきた。そこで、前期勝率(21年5月~10月)と新期勝率(21年11月~22年4月)を比較し、勝率差の大きな好調選手をピックアップしていこう。※新期出走回数50走以上

順位登番選手名勝率差
14516野口勝弘2.57
24626伊藤紘章2.44
35086本村大2.15
44229市川美宏2.04
55139大場恒季2.02
64742横田悠衣1.80
74457神田達也1.72
85054佐々木大河1.62
95173谷口佳蓮1.60
105163清水愛海1.59
115023久永祥平1.55
125191飛田江己1.52
134408仁科さやか1.51
144748渡邉雄朗1.50
154232笠雅雄1.47
164665加藤啓太1.46
175033藤原孝斗1.46
182841吉田稔1.45
195111三村岳人1.43
203458東健介1.40

1位の野口勝弘は昨年8月に多摩川で大怪我し、約5ヶ月の療養期間を経て1月に復帰。前期3.88から新期6.45へとジャンプアップさせ、A1級並みの勝率をマークしているが、現時点での出走回数が56。残り2節と期またぎの2日の合計14日では、A1級条件の90走に届かないため、来期はA2級が濃厚となった。

他に前期から勝率を2点以上アップさせたのは、伊藤紘章本村大市川美宏大場恒季。いずれも前期1~2点の勝率から4点台までアップさせた。そのため、舟券への貢献度も上がっており、好配当を随所で提供している。

女子レーサーファンの間ではデビュー当初から注目度が高かった清水愛海の名前もこの中にある。前期2.19から1.59アップさせ、3.78の勝率をマークした。昨年11月にデビュー初1着の水神祭を達成したばかりだが、そこからおよそ半年で11勝。大器の片鱗をうかがわせる。

前期4.88、現在B1級の渡邉雄朗も復調急。元々はA1級で活躍していたが、2期連続F2を喫し、1年間まともにスタートが切れずに苦しんだ。最近はようやく本来の攻めも見られるようになり、勝率を6点台まで戻した。現在の出走回数は81走なので、90走突破は問題なさそう。飛び級A1復帰は濃厚だ。