苦戦中の女子選手

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日高逸子

津で20日に開幕したGⅢオールレディース。優勝争いはもちろんのこと、この時期は4月末に迫った級別勝率、そして5月末が締め切りのPGIレディースチャンピオンの勝負駆けも気になり始める頃だ。

オールレディース優勝者には、レディースチャンピオンの優先出場権が与えられる。先日の尼崎では、日高逸子が4コースから優勝を飾り、優先出場権を手にした。他にも前年覇者(遠藤エミ)、2月のレディースオールスター覇者(守屋美穂)も優先出場権がある。それ以外は昨年6月から今年5月の勝率上位者が出場する(100走以上、事故率0.40未満)。

だが今年は意外にも“常連”とも言える選手が苦戦を強いられている。清水沙樹土屋実沙希實森美祐富樫麗加らだ。オールレディース優勝のない彼女らは、勝率でもボーダー(現時点で5.63)の下にくすぶる。その差はわずかとはいえ、地力を考えるとかなりの停滞と言える。富樫に関しては事故率も0.50とオーバー。今後の出走回数でクリアできるとはいえ、大味なレースは影を潜めそうだ。その他にもレディースチャンピオンで優出歴のある水野望美も選考勝率5.37の上に事故率も0.43と苦戦中だ。