完全Vの難しさ

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菊地孝平

SGクラシックの裏開催、下関で17日、菊地孝平が9連勝の完全Vを飾った。今年の完全V達成者は初。そもそも優勝戦までオール1着で勝ち上がった“完全V挑戦者”も菊地が今年初だった。

だが近年、完全Vはかなりハードルの高いものとなっている。昨年は挑戦者は6人で、6人とも完全Vを達成(ファン感謝3daysを除く)。毒島誠がGI三国周年で達成したのは記憶に新しいところだ。20年は7人が挑んで5人が達成。大村では西山貴浩が自身初となる11連勝完全Vを飾っている。19年は8人(14人が挑戦)、18年は7人(13人が挑戦)が達成したが、17年は挑戦者だけで15人、16年は20人挑戦していた。そのことを踏まえると明らかにペースダウンしている。枠なり全盛、オーナーペラ、低出力型エンジンなど、さまざまな理由が考えられるが、それほど完全V(挑戦)は難しいものとなっている。