四国地区選は徳島が優勢!?
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【菅章哉】
2月は6つの地区選が行われるが、その皮切りとなるのが5日開幕の四国地区選。3月のSGクラシック出場をかけたラストチャンスでもあるが、四国地区選は他地区と比べてやや“特殊”と言える。
まず女子選手が10人出場。これは6地区で最多。うち3人がB1級で、B1級が出場するのは四国だけ。ちなみに関東、東海、近畿はオールA1級となっている。
そして他地区は4~5場で持ち回りだが、四国は丸亀と鳴門の隔年開催。つまり2年に1回は純地元で開催されることになる。
ただ、近年の優勝者を見ると、徳島支部が多いことが分かる。直近5大会の優勝者は昨年の興津藍をはじめ、徳島が4人、香川は1人。鳴門開催に限ると、香川支部の優勝は2013年の福田雅一までさかのぼる。
今年の開催地・鳴門は冬場にとにかく荒れる。1マークが狭く、強めの追い風が吹くとイン1着率が低下する。地元の菅章哉も「冬場は水面が荒れるし、5m以上吹くとインが利かなくなる。でも地元勢は乗りこなせる選手が多い」という。それが徳島軍団が幅を利かせる理由だろう。
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