森貴洋、15年4ヶ月ぶりの美酒

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森貴洋

23日まで下関で開催された一般戦で優勝した森貴洋、これが実に15年4ヶ月ぶり、通算では4度目の美酒だった。

レースを振り返ろう。1号艇から森、一瀬明井上一輝川野芽唯高橋英之柳瀬興志というメンバー。森以外にも優勝から遠ざかっている選手が数人おり、その期間は川野が約1年、高橋が約3年、柳瀬が約13年。

そんな中で絶好枠に座った森。進入では2番目に優勝間隔が空いている柳瀬が展示から動きを見せ、本番では2コースを奪取。並びは162カド345となった。トップスタートを決めたのはカドの井上。しかしスリット後に仕掛けきれず、1マークはインの森が先制。差す柳瀬はまくり差し狙う一瀬の前を塞ぎ、2番手を確保。この間に森が抜け出して2006年9月の住之江以来となる優勝を決めた。