平和島ダービー活躍機が活躍中

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平本真之

平本真之が優勝したダービー。平和島は元々、エンジン差の大きなレース場ではあったが、ここ最近は大きな上位グループと下位グループに分かれ、上位グループの中から乗り手によって活躍するエンジンが毎節変わるという傾向だった。

しかし、ダービー後は完全に素性がハッキリした。

まずダービー優勝27号機は、平本の直後に西山昇一が乗り、優出2着の活躍。予選はトップ通過だったので、仕上がりを引き継いだと見るべきだろう。その後の丹下健の動きも上々だった。

2着に入った秦英悟の49号機。これも抜群。秦から乗り継いだ高塚清一は10戦し2勝を含む5回の3連対。続く福来剛はオール3連対で優勝した。

3着の峰竜太の10号機は、その後の動き微妙で下降気配。これは20年グランプリを制した後にも起きた現象で、このエンジンも峰だからこそ乗りこなし、結果が出たと見るべきだろう。

4着の深谷知博が乗った18号機、これが今の平和島のエース機と言っていい。直後の吉村誠を3年半ぶりの優勝に導き、続く廣瀬将亨は展示から抜群の気配を見せ、8戦全勝の完全V。行き足から凄まじく、ほとんどトップスタートを決めて、縦横無尽の立ち回りだった。その次の池田雷太も、木村仁紀も申し分ない動き。しばらくは18号機を狙い続けたい。