毒島誠完全Vエンジンのその後

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毒島誠

2021年11月の三国周年で毒島誠が完全優勝した60号機。直線の伸びがあまりに凄まじく、スリットを通過した瞬間に他艇を置き去りにしていたあのモーター、その後の動向を見ていこう。

毒島が乗るまで60号機の2連対率は31.0%しかなかったが、毒島が完全優勝したことで35.5%にアップ。その後は永井源松村康太新美恵一本部真吾小川知行と乗り継ぎ、21年末時点の2連対率は42.1%まで上がった。

A級が多く、乗り手に恵まれた感はあるが、毒島のように白星を並べたわけではなく、2・3着が多かった。永井は節間1勝、松村と新美は2勝ずつ。ほとんどのレースで展示トップタイムをマークしながら、パワーを持て余していたように見えた。

その一方で結果を出したのが12月15日からの本部。予選は7戦して2勝を含む6回の舟券絡み。準優は1号艇で差されて2着。優勝戦は4号艇で、このエンジンの持ち味をフルに発揮するカドまくりで見事優勝。実に3年8ヶ月ぶりの美酒だった。