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【濱野谷憲吾】
2021年のボート界トピックまとめ、第3回は7月~9月の夏編。
●濱野谷憲吾が14年4ヶ月ぶりのSG制覇
芦屋オーシャンカップでは濱野谷憲吾が予選から圧倒的な強さで優勝。SGは07年3月地元平和島のクラシック以来、実に14年4ヶ月ぶりの5勝目。このブランクの長さは歴代で3位の記録になった。
濱野谷のSG初制覇は98年の福岡ダービーで5コースからのまくり勝ち。00年には住之江チャレンジカップをイン逃げ、翌01年にはグランプリシリーズ戦を3コース抜きで制覇。4勝目のクラシックは植木通彦さんがFによる恵まれ優勝だったが、濱野谷もコンマ00のタッチSだった。
濱野谷よりもさらにブランクが長い貴田宏一さんと松尾泰宏さんはどちらも初制覇が1960年代。SGはダービー、メモリアル、地区対抗の3つしかない時代に優勝し、ブランク後の2回目もまだSGが年間4回の時代。
●丸野一樹が負傷
7月20日の芦屋オーシャンカップ初日、12Rドリーム戦に出場予定だった丸野一樹がレース前の試運転中に突風にあおられて転覆し負傷。自身初だったSGのドリーム戦を走れず、無念の負傷帰郷となった。
丸野はすぐさま自身のYouTubeで左手の指3本の骨折、手術が必要でボルトを入れること、さらに全治見込みが3ヶ月であることなどを自ら伝えた。
しかし、それからわずか1ヶ月後の蒲郡メモリアルで戦線復帰。そこでなんとSG初優出を決めたのだから驚きだ。手負いのまま走り続けた丸野は、12月にBBCトーナメントで優勝。そしてグランプリ初出場で初優出とケガを感じさせない圧巻のパフォーマンスを披露した。
グランプリ後、本人のSNSでこんな報告をしていた。
骨折から5ヶ月
中指薬指中手骨はほぼくっついたみたいで
人差し指基節骨はくっつくまでもう少しかかるそう!
でも順調だそうです!
(原文ママ)
完治しないままここまでの結果を残すとは恐れ入った。2022年も活躍は必至だろう。
●王者・松井繁がF2
8月14日の住之江お盆戦2日目3Rで5艇による集団Fが発生。その一員に王者・松井繁の名前があった。
この日は雨で強風。住之江ではめったに見られない安定板を2日連続装着してのレース。S展示と本番で向い風が弱まってしまったのか、インの井上尚悟はプラス17という1艇身以上のF。3コースの藤山雅弘もプラス05の非常識なFで、4コースだった松井はプラス04とかろうじて非常識なFを逃れるのがやっとだった。
松井は6月6日の福岡周年初日に今期1本目のFを切っており、デビュー2期目だった90年後期以来、実に31年ぶり2回目のF2となった。松井はFが少ない選手で、32年のキャリアで通算29本。05年桐生オーシャンカップの準優F以降、罰則規定に引っかかるFは1本もなく、SG出場を棒に振る時期のFもほとんど切っていない。
そんな松井がグランプリを含むSG2回を棒に振り、さらに自身まだ2回目という2本目Fを切るくらいなので、よほど選手のスタート勘を狂わせる条件だったのだろう。
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