赤ヘルコンビの勢いが怖い

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

前本泰和辻栄蔵

13日に発表された毎年恒例の今年の漢字は「金」。東京オリンピック・パラリンピックの金メダル、大谷翔平が打ち立てた金字塔、給付金などなど、何かと"金"が話題になった。

そしてボートでも今年の締めくくりとなる黄"金"のヘルメットをかけたグランプリが14日に開幕する。3度目のグランプリ制覇を狙う峰竜太を筆頭に注目選手は目白押しだが、トライアル1stからは広島支部の2人、前本泰和辻栄蔵、通称・赤ヘルコンビに注目したい。

広島支部から2人がグランプリに出場するのは2001年の西島義則市川哲也以来、20年ぶり。近年は薄かった存在感を存分に示している。

特に辻はダービーの優出、チャレンジカップVでグランプリ出場を勝ち取った。優勝インタビューでも「僕が一番旬な選手」と言い切るほど勢いに乗る。峰も「短期決戦だから勢いやノリがかなり重要になる」と警戒心を強める。前本もベスト6こそ逃したが、トライアル1stは1号艇からスタート。トライアル2nd勝ち上がりの期待は十分だ。