江戸川は波が出れば内有利か?

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8日から始まった江戸川GⅡ「MB大賞」は初日から水面コンディションが悪い幕開けとなった。

1Rは向い風8メートル、波高10センチで安定板使用。2Rからは周回短縮の2周戦になり、12Rは風速9メートルで波高は15センチにもなった。

12月は年間でも波が高くなることが最も多い月。強い北風が吹きやすく、その影響で波高が高い日が目立つ。

年間通して荒れ波高になりやすい江戸川ではあるが、この時期はさらに注意が必要となる。

江戸川の年間イン勝率は約45%で全国平均から見るとかなり低い。しかし、波が高くなればなるほどイン勝率は上がってくる。インだけではなく、内寄り3コースまでの成績が上がってくるため、舟券は内寄り主体となってくる。

また、風向き(潮回り)も重要になってくる。冬場は初日のような向い風(北風)が多い。追い風と向い風ではかなり傾向はかなり変わってくる。昨年の12月を調べるとやはり向い風の日が多く、イン勝率は54%とかなり高かった。

この時期はインが強いとはいえ、意外と4コースも決まる。向い風が吹き、波高も高い日はイン主体ではあるが、4カドの一発もケアしておきたい。

また、追い風の時のインはもちろん強いが、2コースの勝率もかなり上がるのが特徴的。年間通して2コースの勝率は約15%だが、12月の追い風時は約22%にもなるので舟券ではかなりの狙い目となる。ただ、12月は追い風になることが少なく、1節に1日あるかどうかなので当日の風向きと波高のチェックは重要となる。