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本日(4日)鳴門でBBCトーナメントが開幕した。4日間の超短期決戦のこのレースの勝ち上がりは、トーナメントで3着以上に入ればOKというシンプルなもの。しかし与えられる枠番は、選出順位が大きくものをいい、3日連続1号艇をもらえる選手もいれば、3日連続6号艇という選手もいる。
選出順位は上位から、前年覇者>SG優勝者>PGI優勝者>バトルトーナメント優勝者>選考勝率上位者。
これによって、前年覇者の寺田祥が1位、SGとPGIの優勝がある原田幸哉が2位、SG優勝者の中で一番勝率が高い峰竜太が3位、前本泰和が4位となる。
逆に選出下位は魚谷智之、石渡鉄兵、上田龍星、仲谷颯仁となる。特に選出順位が重要となるのが明日からの準々決勝戦、3日目の準決勝戦。準々決勝戦の場合、1回戦で1着になると1・2枠、2着で3・4枠、3着で5・6枠となるが、各枠番のグループで選出順位順に並べられるので、選出順位が高ければ内枠がもらえて、低ければ外枠になってしまう。
過去2回のこのレースのコース別1着率をまとめたものが以下の通り。
【第1回 平和島】優勝:田村隆信
1コース 64.6%
2コース 16.7%
3コース 4.3%
4コース 8.3%
5コース 6.3%
6コース 0.0%
【第2回 若松】優勝:寺田祥
1コース 66.7%
2コース 6.4%
3コース 8.5%
4コース 10.4%
5コース 4.2%
6コース 4.2%
いつものGIやSG以上にインが強くなる傾向にある。特にトーナメント対象レースでは、さらにインの強さが増すので、相手探しになる。
第1回・第2回ともに、ファイナルに残った6人中4人が1回戦1号艇に乗った選手。つまりその年に活躍した選手が圧倒的に有利だということがわかる。
ただし、最後は運の要素が大きい。というのは、ファイナルの枠番は抽選で決定するから。準決勝戦までは着順と選出順位で自動的に枠番が振り分けられるが、ファイナルだけは、準決勝戦の1~3着をミックスして、スーパーあみだマシンによって枠番を決定するシステム。中継を見ていると、これがひと際盛り上がる。
グランプリ前のお祭りレース、来年度からは1月に開催時期を移すので、12月開催はこれが最後。優勝賞金1100万円は誰が手にするのだろうか。
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