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【喜多條忠】
作詞家の喜多條忠さんが11月22日午前6時、肺がんのため亡くなった。74歳だった。
喜多條さんは大のボート好きとしても知られ、かつては地上波やJLCの中継で予想や解説を行い、本誌ではコラムの執筆を始め、誌面企画でも大変お世話になりました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
本誌の創刊は93年で、当時はビッグレースに合わせて発売する不定期刊行だった。95年に月刊化し現在に至るのだが、喜多條さんには、不定期時代の94年第5号(戸田笹川賞特集)から、13年ほどコラムを執筆いただいた。「神田川」は誰もが知る有名作だが、代表曲のひとつでもある「メランコリー」にかけて、「旅打ちメランコリー」というのが、本誌コラムのタイトルだった。
本誌09年1月号の「この人に訊く」のゲストで喜多條さんに出てもらったとき、ボートとの関わりについてこんな話をしていた。
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ボートとの出会いは、古くてあまり思い出せないな(笑)。最初は競馬をやっていたんだよね。文化放送で台本を書くようになった時に、先輩に無理やり連れていかれたんですよ。でもギャンブルの中で一番わけが分からなかったのが競艇でした。
どれが練習でどこが本番かね。券を買いに行って戻って来たら、パッと走ってるじゃない。それで券の通りに走っていたので喜んでいたら、周りから「バーカ、これはスタート練習だよ」とかね。
わからないということのほかには、迫力があるなと。競輪だと選手は金網の向こうでしょ。ボートの場合、ダイレクトで見えるから。
一番人間臭いのは競輪だと思うんですよ。ラインとかも含めてね。でもそのシステムが好きになれなくて…。ある程度強くなるまで前で引っ張るという、あの心理がどうしても理解できなくて。
競馬というのは上意下達の競技。騎手はある程度調教師の言うとおりに走らないといけない。そう考えると、ピュアに一匹狼的な競技というと、ボートの選手なのかなって。それが一番性にあっていたんでしょうね。僕も歌を作っていて、カッコよく言えば一匹狼。歌が売れるなんていうのは、選手と一緒で賞金稼ぎ的なところがあるんですよ。注文が殺到して紅白に何十曲も出す作詞家がいれば、その残りもいるわけです。僕の場合は、紅白に7曲を出すのが精いっぱいだった。そういう世界。そこらへんがボートの世界に通じていたんですね。
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