辻栄蔵が16年ぶりのSG優勝に挑む

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辻栄蔵

辻栄蔵が多摩川チャレンジカップで平和島ダービーに続くSG連続優出を決めた。勝てば約16年ぶり3回目のSG優勝となる。絶好の1号艇を自力でものにしただけにチャンスは十分。さらに今年は40代のSG優勝が多いことも辻にとっては追い風になる。

辻の前回のSG優勝は2005年のグランプリ。この時は1号艇から人気に応えたものだったが、大舞台のプレッシャーはすでに経験済みとあれば今回も心配はないと予想される。

GI以上のデータを見ると1号艇での優出は過去に14回あり、その内8回優勝している。飛び抜けて高い数字とは言えないが、2015年の多摩川周年で2着(準優勝)に敗れているのは少し気になるところか。ただ、最近3回は1号艇でしっかり勝ち切っているので、あとはスタートに集中するのみだろう。

レディースチャレンジカップの方は遠藤エミが1号艇で優出を果たした。遠藤は過去3回の優勝経験があり、この大会はめっぽう強い。1号艇の逃げが2回、3コースのまくりが1回、気温が下がってくる冬場は特に強さを見せるのが遠藤の特徴でもあり、不安材料はほとんどない。

GⅡ以上の1号艇優出データは5戦4勝、2着1回とこちらもスキはない。

いずれにしても、男女ともに1号艇がしっかりと優勝を決めそうな感じはある。