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【深川真二】
本誌マクール12月号は11月11日に発売される。今回は「客員編集長」に就任した西山貴浩の初仕事、池田浩二の巻頭インタビューを掲載している。西山編集長によって引き出された池田の本音をご覧あれ。他にも今が旬の菅章哉、渡邉優美のインタビュー、特集は若手レーサー応援企画「ガンバレ若造!!」。
さて11月号では深川真二、古澤光紀、マエクミトークで柴田直哉・朋哉兄弟にインタビューした。それぞれをダイジェストでお届けしよう。
○深川真二
「泥臭い進入」
(峰)竜太とか若いやつが外からブイーンってまくり差してきて、ズボーンって差さるのとかを見よったら、やっぱカッチョいいな~って思うけど、おいは進入っていう泥臭かところでウニョウニョしているのが見せ場と思うとる。そんなおいを買ってくれるファンのために全力で頑張るけんね。自分がというよりも、そういうのを見たファンのために、少しでも配当を提供しようって思うとる。おいが前付けして99回負けたとしても、1回来たら100回分の配当がついて、それまでの負けを一気に回収できるようなね。そんな選手でい続けたいね。
前付けがあるレースって、実はファンだけじゃなくて選手も注目するんよね。みんな見るんよ。おいどんでも「こいつ、どぎゃん前付けするっちゃろうかいな」って興味が湧くけん。オールスターの準優とか、おいがどこ行くか気になったやろう~?今を時めく峰竜太が1号艇やけど、しょうがいないよね、おいが6号艇ということで目をつぶってもらわんと(笑)。お互い、そこで勝ってこそのプロやけん。
○古澤光紀
「ペラはちょこちょこ調整」
レーススタイルは地味ですね。攻めまくるタイプじゃないし、パンチがあるわけじゃないし…。まだ自分の武器はこれだというものを見つけられていません。
ここ1年くらいの成績がいいのはプロペラ調整がうまくできたから。エンジンの引きもよかったと思うけど、自分の乗り方に合った調整ができていたと思います。
プロペラに関しては、自分の形に叩き変えるというよりは、もらった形からちょこちょこちょこちょこ調整していって合わせることが多いです。最近は求めているところを引き出すような調整が比較的できています。それでもGⅠに行くと出方が違ったりはしますけどね。ガッツリ叩き変えるのが嫌いなわけじゃないので、タイミングを見計らってそういうことをしていくつもりではいます。
スタートは早いのというより、質の高いスタートを意識していますが、自己採点では60点ぐらいですかね。F2も2回しているので、ちょっとビビってしまうところはあります(苦笑)。
柴田直哉(弟)・朋哉(兄)
「双子あるある」
前田 こういうふうに自分の顔を確認しながら、双子のもう一方の顔も見ることって、あんまりないんじゃないですか?
直哉 言われてみるとそうかもしれないですね(笑)。
朋哉 自分たちはそんなに似ているとは思ってないんですけどね。
前田 今は成長して、もしかすると違いも大きくなってきたのかもしれないですけど、小さい頃から、本人たちは似ていないと思っていたんですか?
朋哉 歯磨きをするのに鏡の前でふたりで並んだ時、「どこが似とるんやろうね」なんて言ったりしていました。間違えられる意味が分からんって。
前田 あ、やっぱり間違えられることはあったのね。朋哉くんは頬にほくろがある?
朋哉 これはシミです(笑)。
前田 失礼しました(苦笑)。髪型や眉毛の形が違うから、見分けはつきますけど、声は聞き分けられないかもしれない。
朋哉 声は似てるみたいです。親も電話で、例えば僕が運転中に直哉に代わりに出てもらったりすると、母が直哉のことを僕だと思って話したりしてます。
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徳山
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