夫婦レーサーの本音
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本誌マクール10月号では入海馨、11月号では新田有理にそれぞれインタビューをした。夫婦である両選手に、結婚についての本音を聞いた。
【入海馨】
好調なのは、結婚した影響も結構あったと思います。去年の11月に結婚して、そこからの半年で残した成績ですもんね。すごく気持ちが楽になったというか、レースに集中できるようになりました。
心の広い相手なので、のびのびさせてもらっています。ひとりでやっていると、「やらんと!やらんと」と無理をしてしまうタイプなんですけど、奥さんからは「無事に帰ってくればエエよ」とリラックスするような声をかけられることが多いです。それがいい方向に繋がっているのはあると思います。
【新田有理】
彼は同期でも一番下で、4つ年下なんです。養成所では弟みたいな存在でしたね。卒業してからも別に会うことはなかったし、関わりが深い訳ではなかったんです。選手になって少し経ってから、たまたま一緒に食事に行くことがあって…そこから仲良くなりました。
成績に関しては、結婚してからお互いにいいモチベーションで走れていると思います。気持ちの面でも大きかった。選手をしている以上はどうしても入れ違いの生活になるんで、そこは正直さみしい面もありますね。
弟みたいな存在でしたけど、今は養成所時代とは全く違いますね。当時は頼ろうと思えるような存在ではなかったけれど、今はたくましくなりました。
レースにおける情報交換はすごくしますよ。この前、彼が常滑で優勝してたんですけど、その翌節にわたしが常滑を走った時、プロペラのゲージを作ったりしてくれました。