笠原亮が大ケガから復帰

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笠原亮

30日に開幕する浜名湖「オレンジリボン運動支援競走 ニッカン・コム杯」に、笠原亮が追加参戦。約1年2ヶ月ぶりに戦線に復帰する。

笠原は昨年8月16日の浜名湖お盆レース4日目7Rで、道中の接触で負傷。長期欠場を余儀なくされた。一時は選手生命も不安視される大ケガだったが、懸命な治療とリハビリで復帰できるまで回復した。

84期の同期で戦友の中島孝平は「追加は知らなかったんですよ。でもちょうどダービーを走る前に連絡を取ったところでした。まだ痛みはあるらしいですけど、練習ではボートに乗ったら集中して痛みも忘れるって話していましたよ。楽しみですね」とのこと。

静岡支部の先輩・坪井康晴も「焦って復帰してもいいことないから、しっかりと治してから復帰しようって言ってましたね。レース勘とかは走ってみないとだけど、ケガ自体は問題ないと思うよ」と、万全を期しての復帰だったようだ。

ケガからの復帰と言えば、植木通彦(現ボートレースアンバサダー)のように、ケガを負ったレース場で復帰する選手が多い。フィジカルだけでなく、メンタル面でも克服するためのものだが、笠原も同様に、復帰戦に浜名湖を選んだ。

1年2ヶ月のブランクがあるとはいえ、SG2冠の実績がある強豪。初日は7R6号艇の1回走り。果たしてどんなレースを見せてくれるのか注目したい。