平和島ダービーは3コースが鍵を握る
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26日から平和島でSGボートレースダービーが開幕する。今年で68回目を数える伝統のSGで、平和島での開催は過去に11回とかなり多い。2000年以降は約4年に1度のペースで開催されている。ただ、クラシックは過去に16回開催されているので「平和島=クラシック」というイメージは強いと言えなくもないが、ダービーもまた平和島の印象はある。
前回は2017年に深川真二が6号艇から2コースまで前付けして優勝を飾った。ダービではないが2014年のグランプリは茅原悠紀が6号艇で優勝しているので、平和島は6号艇の「緑」に注目が集まる。
ただ、最近のイン天国化で平和島であっても6コースはかなり厳しくなっている。全国平均から比べると勝率自体は高いのだが、それも微々たるもの。過去のイメージに引きづられて無理に6号艇を買うのは無謀と言えなくもない。
しかし、今でも平和島のインは「弱い」と言っていい。SG過去3節のイン勝率は55%、全国平均の62%より7%も低い。
インが弱い分、どのコースが強くなるのかがポイント。データから2~4コースが「通常SG」よりも上昇する。差し水面であるので2コース差しは昔から決まりやすいのは変わっていない。
4カドからのまくりも他場よりは決まるが、最近はやや威力が落ち始めている。どちらかと言えば4コースからの差しが増えていることは覚えておきたい。
その4コースに代わって活躍しているのは3コース。まくり差しが良い確率で入るのが最近の平和島の特徴。また、3コースはまくりも決まりやすい。3コースにどんな攻め方をする選手が入るかでレースは変わってくるので、間違いなくキーマンになるはずだ。
いつものSGよりも波乱含みであるのは間違いない。ただ、以前のように4カドが仕掛けるというよりも前述したように3コースが波乱の使者になりやすいことを頭に入れておきたい。