ミッドナイトは女子戦に匹敵?
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
20日から下関で始まった「ミッドナイトボートレース」が快調な売上ぶりを見せている。業界初の試みで、その主眼は売上にあることは明白だが、その狙い通りとなったと言える。21日までの2日間の売上は以下の通りだ。
20日 8億3200万円
21日 8億2600万円
今回は6日間開催で、売上目標は40億円ということだから、その達成はほぼ間違いなさそうだ。
9月末に下関で行われた一般戦は、1日の平均売り上げが約5.5億円。ミッドナイトはこれより3億円ほど売上が多い。また下関の前節は、今や業界のドル箱となっているヴィーナスシリーズで、この時の節間売上が59.9億円。1日10億円近い売上となるが、平日だと8億円後半から9億円だったので、ミッドナイトは女子戦に匹敵するシリーズだともいえる。
注目すべきはミッドナイトの後半3レース。この10R~12Rは、他のナイター場もレースはすべて終了しており、単独の開催となるからだ。2日目までのこの3レースの合計売上はいずれも約4億2000万円、つまり1日のほぼ半分をこの3レースだけで売っていることになる。
今年度は、あと4開催が残されているミッドナイトレース。残る開催がどれだけ売れるのかは分からないが、メンバーや開催時間が違っても、今回とさほど大きな違いは出ないはず。となれば、来年度は現在のような試験的開催ではなく、もっと頻繁な開催が期待できるかもしれない。