お宝は爆速の隣にあり!

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近江翔吾

昨日行われた丸亀のルーキーシリーズは、地元の大将格である近江翔吾が5コースから差し抜けて優勝。2着に石丸海渡が入線し、地元ワンツーで決着した。

このレース、展開のカギを握ったのは4号艇の鈴谷一平。その展示タイムは6.64。2番時計は3号艇の末永和也で6.74。その差は0.10秒あり、当サイトの直前情報では「爆速」のアイコンが表示された。

レースは枠なり3対3の進入から、スロー勢がスリットゼロ台まで踏み込んだが、スタートしてからはカドの鈴谷の伸びが桁違い。1マークは逃げる石丸に対して、鈴谷がまくりを仕掛け、これに石丸が張り逃げで応戦。空いた懐に近江が飛び込み、直線で逃げる石丸を捕らえた。

迎えた2マークをコース有利に旋回した近江が優勝。石丸は外マイで2着、大外枠でも展開が向いた入海馨が3着に入り、3連単は5-1-6で1万1150円の万舟券となった。

7月にサービスの提供を開始した「爆速タイムライン」。爆速艇は各コースの1着率の倍の信頼度に跳ね上がる。例えば3コースであれば、全国平均1着率12.4%に対し、爆速1着率は23.4%など。

なかでも4コースは秀逸で、10.5%の全国平均1着率に対して、爆速計時では33.3%。このデータを信頼すれば、今回の鈴谷には絶好の狙いだったわけだが、爆速艇は攻めるだけ攻めて失敗するケースも実は多い。これは伸び型の宿命ともいえることで、そんなケースで展開を拾うのはひとつ外。この丸亀の優勝戦は、まさにそのお手本ともいうべきレースとなった。

4コースの爆速をそのまま買うなら、4-1、4-5という舟券が軸になり、「爆速の外」狙いならば、5-1、5-4、5-6が勝負目になる。

いずれにしてもきっかけとなるのは爆速艇。その選手を中心に展開を予想していくと、他のファンが気付かないような高配当が見えてくるはずだ。