ベテラン女子は引っ張りだこ!?
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【日高逸子】
9月30日に大村ヴィーナスシリーズが終わったばかりだが、間髪入れずに2日から鳴門でオールレディースが開幕する。
そんな鳴門の出場メンバーを見てみると…、角ひとみ、片岡恵里、西村美智子らが"中0日"で参戦している。女子戦が毎日のように行われる昨今、追加あっせんは当たり前。なかでも角は、今年4月にも福岡→浜名湖→多摩川→常滑→びわこの5節すべてを中0日で出場した"強者"。9月16日に53歳を迎えたが、年齢を感じさせない若々しいレースを見せている。
角の今年の出走回数は229回。年間では305走のハイペースだ。だが角は昨年も302走しており、これは女子ナンバーワンの出走回数だった。「こんな年齢になっても追加で呼んでもらえるなんて、ありがたいじゃないですか」と、追加あっせんはまず断らない。
さらに過去を調べると、2019年の"出走回数女王"は、327走の日高逸子で、18年も318走の日高。ちなみにこの年は日高ただひとりが300走超えだった。日高も「レースに行った方が健康的に過ごせるから」と追加を断ることはないと笑う。体力的、精神的にもキツいだろうが「それが仕事だし、プロですから」と意に介さない。
ちなみに10月7日は日高の還暦の誕生日。「ついに60歳になっちゃう。でもまだまだ(選手を)辞めないわよ」。現在は病気療養中だが、レース復帰に意欲満々。角や日高だけでなく、渡辺千草や久保田美紀、田村美和らも元気いっぱい。昨今の女子戦は、ベテラン(超ベテラン?)が屋台骨を支えていると言えるくらいだ。
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