最多勝争いが面白い!
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【萩原秀人】
ダービーまであと1ヶ月。賞金レースもいよいよ佳境に突入するが、同時に年間タイトル争いも白熱している。
年間勝率では、池田浩二が6年連続1位の峰竜太をかわしてトップに躍り出たことは先日お伝えしたが、気になるのは最多勝争い。現在トップは103勝の萩原秀人。91勝の2位・田口節子とは12勝差。独走ムードも漂っている。
そもそも最多勝のタイトルは、出走回数に加えて、走るグレードが鍵を握る面がある。一般戦を走るレーサーに比べて、記念を走る機会が多いレーサにとってはハードルが高いタイトルでもある。昨年の峰竜太や一昨年の篠崎元志も、記念あっせん停止のペナルティーがあり、その期間に白星を量産した点が大きい。今年の萩原はもなぜか記念のあっせんが入らず、優勝7回は全て一般戦。そのうち4回が地元の三国でのものだ。
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