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【西島義則】
今では希少と言える存在となってしまった「イン屋」。その代表選手といえる西島義則。
現代ボートにおいて、どんな選手でも1号艇であればインを死守する。その割合は約99%だ。イン屋であっても、インまで強奪するシーンはそれほど多くなく、むしろ2~3コースで折り合うレースの方がほとんどだ。
ましてやイン屋がインを奪われるなどということはほとんどあり得ないと言えるだろう。しかし、今年の4月14日戸田7R、1号艇の西島は、同じイン屋の西田靖にインを奪われ、当欄でもお伝えした。
あれから半年経たずに、またしても西島は1号艇でインを奪われるという珍事が起きた。
昨日(13日)丸亀初日12R、ドリーム戦。メンバーは1号艇から、西島、渡邉英児、石橋道友、佐々木康幸、榎幸司、森定晃史。
スタート展示は特に動きなく、枠なりの3対3。本番では渡邉が立ち遅れ、石橋が2コースの位置を確保しようとすると、その前方へスッと舟を流したのが佐々木だった。西島は全く警戒しておらず、抵抗する素振りもなく佐々木にインを明け渡してしまった。
さすがに100メートル付近まで流れ込んでしまった佐々木だが、深インを克服してコンマ08のトップスタート。1マークはしっかり逃げを打った。バックへ向いた時点では後続との縁を切っていたかに見えたが、2マークを慎重に回ったところへ榎の全速差しが佐々木を捕らえた。あっと驚く逆転劇で、この日39歳の誕生日を迎えた榎が大波乱のドリーム戦を制した。
前回、西島がインを取られた相手は同じイン屋の西田だっただけに納得もできたかもしれないが、今回はコースを動くタイプとはいえ自在派の佐々木。西島の心中は穏やかではないはず。今節はいつも以上に動きを見せるかもしれない。動向に注視したい。
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