野田彩加が水神祭!

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野田彩加

126期の野田彩加(山口支部)が、3日の三国オールレディース4日目9Rで、待望のデビュー初1着を挙げた。2020年5月26日にデビューして約1年3ヶ月、通算117走目での達成となった。

5号艇で登場した野田は5コースからコンマ08の好スタートを決めると、1Mのもつれた展開を冷静に差して1周2Mを先取り。後続の佐々木裕美西橋奈未を振り切り、3連単は9万円を超えるビッグ配当で決着。レース後は先輩選手や同期に囲まれ、飛び切りの笑顔を見せた。

可愛らしいルックスで人気を得ている野田だが、根性も筋金入りだ。5歳で始めた空手では、中学時代に全国チャンピオンになった。そして中学卒業と同時に、15歳でボートレーサー養成所に入所。厳しい養成所生活も乗り切った。

ターン力にはデビュー当時から定評があった。だがこれまで2着は3回、3着は5回あったものの、先頭を走りながらも抜かれるなど、水神祭にはあと一歩及ばなかった。そこで今年5月には、厳しい教えで有名な向井美鈴に弟子入りを懇願。向井の元でターン技術とともに精神面も鍛錬。レース道中での安定感ははるかに増した。