近況好調選手ベスト10

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國分将太郎

近況好調選手は舟券において、今狙うべき選手の筆頭だ。そこで前期勝率(20年11月~21年4月)と新期勝率(21年5月~8月20日)を比較して、近況好調なベスト10を調べてみた。※新期出走回数30走以上

順位選手名新期勝率前期勝率差(新-前)
1國分将太郎B15.133.251.88
2島川光男A27.445.661.78
3榮田将彦B24.863.111.75
4梶山涼斗B14.763.031.73
4伊久間陽優B14.452.721.73
6山崎小葉音B14.052.371.68
7柳瀬幹太B13.972.301.67
8實森美祐B15.924.301.62
9川井萌B23.261.671.59
10武重雄介B16.845.271.57

トップの國分は、東京の123期生。デビュー3期目に勝率4点台と出世は早い方だったが、Fが足かせになりここ2期は低迷。新期はここまでFがなく、のびのびとレースしていることが大きい。デビュー初のA級昇格も視野に入っているはずだ。

2位の島川は以前当欄で取り上げたように、近況好調が続いている。3位の榮田はF2による出走回数不足のB2級。かつてはA1級にもなったことがある実力者だけに、本領が発揮されることを期待したい。

4位以下は若手の成長株が続く。梶山は8月の大村で超抜機を引き、デビュー初優出。大外から01の踏み込み、道中で前本泰和をさばいて初優勝する大金星を挙げた。そこで自信がついたか、続く唐津のお盆戦でも見せ場たっぷりのレースを展開していた。

4位タイの伊久間は、各地でトップスタートを連発。特に多摩川お盆開催では節間平均0.10、予選4日目までは0.06という驚異的なスタートで沸かせた。師匠が毒島誠ということも、将来を期待させる。

山崎、實森、川井ら、女子の若手もランクイン。なかでも川井は“女子レースウォッチャー”の間では評判の選手。まだダッシュ戦のみでありながら、ダイナミックなレースを展開。5月に丸亀で水神祭を挙げたばかりだが、道中の運びも新人離れしており、舟券への貢献度が高い。ただお盆戦で自身初のフライングを切ってしまい、しかも“非常識なF”で途中帰郷。その影響がなければいいが…。