栗城匠、初SGへ正念場
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【栗城匠】
現在開催中の江戸川3日目の4R、優勝候補の一角だった栗城匠が今期1本目のFに散った。栗城のFは2020年7月以来、実に1年1ヶ月ぶりだった。
栗城は10月15日に始まる江戸川周年(最終日は20日)まであっせんが入っており、その後30日のF休みに入るが、気になるのが賞金ランキング。5月の平和島周年でGI初優勝を飾って賞金を大きく上積みした栗城は、現在51位につけている(20日時点)。
あっせんはこの後、福岡ルーキー、津一般戦を挟み、徳山ヤングダービー、びわこ周年、江戸川周年と3節連続でGIに出場。地元の多摩川で開催されるチャレンジカップ(11月23~28日)はF休みにかからないため、出場圏内の34位を十分に狙える位置だ。
仮にチャレンジカップ出場を逃したとしても、12月のグランプリシリーズ(19~60位が出場)は圏内。今の順位をキープできれば、既に出場権利を得た来年3月のクラシックを待たずに、SGデビューを果たすことができる。
本誌8月号のインタビューでは「SGはやっぱり楽しみ。チャレンジカップやグランプリシリーズもあると言われて、そこも目指すべきなんだろうなと思いました」と語っていた栗城。F休みに入るまでの約2ヶ月。SG初出場へ向けて、どこまで賞金を上乗せさせることができるか。