王者、選手生活2度目のF2…

{{ good_count }}

この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。

松井繁

A1級が26人も斡旋された住之江のお盆開催。準優メンバーはほとんどA1級が占め、さすがの力を見せた。その中で目玉の一人だった王者・松井繁が途中帰郷の憂き目。理由は右ひざ痛悪化のためとのこと。

松井は、2日目(8月14日)の3Rで5艇の集団フライングの一員となってしまった。出走メンバーは1号艇から井上尚悟繁野谷圭介藤山雅弘、松井、佐々木翔斗岡本猛

雨が降り、当地としては珍しく安定板が装着されたコンディション。スリット隊形は、インの井上がかなりの飛び出しで、2~5コースは横並び、岡本だけが艇団遅れに見えた。

しかし、井上は+17の特大F!横並びの2~5コースも痛恨のスリットオーバー。なかでも藤山は+05で、井上同様“非常識なF”ということで即日帰郷になった。一人遅れたように見えた岡本は0.17で、唯一正常なスタートだった。

これによりレース不成立。3242万7000円の売上はすべて返還された。

松井以外の4選手はこれが1本目、松井は今期2本目のFとなる。松井のF2はデビュー2期目(1990年後期)以来2回目のこと。通算では29本目。

1本目は6月の福岡周年で切り、蒲郡メモリアル後に30日休み、三国一般戦~児島周年~平和島ダービーと走った後、11月1日より60日の休みとなる。

F休みがSGに掛かるのは、チャレンジカップとグランプリ。ただCC終了時点で獲得賞金順位が18位以内の場合はグランプリに出場できるが、現時点の松井の賞金は3628万円で33位。SG2つとGⅠひとつでどこまで順位を上げられるかだが、F2の身ではやはり相当に苦しい戦いを強いられそうだ。