福岡からうねりがなくなる?

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浚渫(しゅんせつ)工事によるカ1月半の休催を経て、お盆レースから開催がスタートした福岡。浚渫工事とは、隣接する那珂川から水面に流れ込んだ土砂やヘドロを取り除く作業のこと。

うねりが発生し、全国一の難水面とも言われる福岡だが、この工事を行うことで水面が安定。また、今回の工事は例年以上に深く掘り下げたことで、より安定性が増したという。

選手もその変化を実感。現在出場中の枝尾賢は「水底が深くなったことで、変なうねりとかがなくなっていますね。満潮時でも今まで以上に乗りやすいです」という。

また運営本部の“心意気”も、うねり撲滅に一役買っている。福岡は観光船やジェットスキーがレース場横を通る際、波が流れ込んでうねりが発生するが、今年の4月から船の渡航に合わせてレース開始を遅延。波が収まるのを待って、レースを行っている。これには瓜生正義も「今までは波が残ったままだったけど、これはありがたいですね。思い切ってターンができます」と感謝しきりだ。