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少し前の話になるが、7月29日に全場で6本の10万舟が出たということがあった。1日に10万舟6本というのは最多記録。
2000年10月に公営競技の中で最も早く3連単を導入したボートレース。2連勝式までしか発売されていなかった頃に比べて、万舟券の発生頻度が高く、さらに「夢」とまで言われた10万舟もしばしば飛び出した。
データを取ってみると、年を追うごとに3連単の10万舟の出現頻度は高まっており、導入当初はわずか0.19%。それが5年後には0.29%、10年後は0.42%、15年後が0.49%、20年後(現在)は0.58%と、20年前と比較すると約3倍の出現率となっている。
0.58%というと、約170レースに1回という割合になるので、10場以上開催している日であれば、どこかで1本くらいは出るという確率だ。
ただやみくもに黄色いオッズ(1000倍以上)ばかり買っていても10万舟が獲れるわけではない。最も重要なのはレース場を選ぶこと。
24場で10万舟が出やすいベスト5は、三国(1.07%)、徳山(0.89%)、芦屋(0.84%)、常滑(0.81%)、下関(0.71%)。逆に出ない場は、福岡(0.34%)、江戸川(0.34%)、鳴門(0.32%)、びわこ(0.31%)、戸田(0.17%)。戸田と三国を比較すると、10万舟の出現率は約10倍。あえて戸田で10万舟を狙う必要はなく、出やすい場以上で機会をうかがいたい。
では、より具体的に条件を絞っていこう。どの場のどのレースで10万舟が出現しやすいのか、出現率が2%を超えるレースは以下の通り。
三国 11R 3.21%
三国 10R 2.66%
下関 10R 2.27%
尼崎 3R 2.19%
若松 7R 2.08%
住之江 5R 2.08%
芦屋 10R 2.02%
三国の11Rは約30レースに1回の割合で10万舟が出る。根気強く狙い続ければ、手が届きそうな気配もある。
出目はどうか。過去1年において8回以上10万舟が出現した出目は以下の8つ。
6-4-3 12回
6-5-1 11回
6-1-2 9回
5-6-4 8回
6-1-4 8回
6-1-5 8回
6-4-1 8回
6-5-3 8回
6号艇の頭が当然多いわけだが、1号艇や4号艇の絡みの多さも目立つ。4コースが攻めて6コースが展開を割るパターンが王道か。レースを作った4号艇やインが残って配当が跳ね上がるということが多いようだ。
いつかは取りたい夢の10万舟、それを狙って獲れたら最高だ。
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