優勝戦のチルトに異変!
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伸び特化仕様が最近選手間でも確実に広まりつつある。特に注目は優勝戦でチルトを跳ねる選手が多くなってきたことだ。
12日の宮島優勝戦は1号艇の清水敦揮が0度、2号艇の菅章哉が0度、6号艇の市川哲也が3度で残る3人はマイナスだった。結果は0度の菅が3コースからまくって優勝。
唐津優勝戦は4号艇の森永淳が1.5度、6号艇の安河内将が2.0度と跳ねて伸び勝負に出た。しかし、これはスタート不発でインのチルトマイナスの峰竜太があっさり逃げ切った。
結果はともかく優勝戦でチルトを跳ねる選手が多くなってきたのは確かだ。8月の優勝戦だけでもマイナスが101人に対して、0度が41人もいる(ちなみに0.5度が1人、1.0度が1人、1.5度が3人、2.0度1人、3.0度が2人)。
また、注目すべきは逃げ決着時のチルトだ。逃げ決着は全部で15回。その内マイナスが10勝、0度が5勝もある。今まではインコースはほぼマイナスが王道だったが、最近は0度で合わせてくることも多い。記憶に新しいところだとレディースチャンピオンの遠藤エミが0度で逃げている。
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