浜名湖レディースC、トピックまとめ
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【大山千広】
8月4日から浜名湖で開催されるレディースチャンピオン(以下LC)。同地でのLCは87年の第1回(優勝:鈴木弓子)、94年の第7回(優勝:谷川里江)、06年の第19回(優勝:横西奏恵)以来4回目。ここではそんなLCについてのトピックをまとめてみよう。
●歴代優勝者
36回の歴史があるLC。過去の優勝経験者のうち今大会に出場するのは、谷川里江、山川美由紀、岩崎芳美、海野ゆかり、寺田千恵、田口節子、金田幸子、小野生奈、大山千広、平山智加の10人。意外と多くないという印象ではないだろうか。
最多優勝は山川美由紀の4回。次いで、鵜飼菜穂子(引退)、横西奏恵(引退)が各3回、日高逸子、谷川里江、本部めぐみ、寺田千恵、海野ゆかり、田口節子が各2回。
大会連覇は、鵜飼が3連覇、谷川、田口が2連覇を果たしている。今大会で平山智加が優勝すれば4人目の連覇となる。
●LCの歴史
1988年4月からグレード制が導入され、翌89年3月の第2回(多摩川)から第12回(尼崎)までGⅡとして実施。00年の第13回(丸亀)からGIに昇格した。
第2回から第25回までは3月の桃の節句前後の時期に開催されていたが、第26回(若松)から現在の8月に移行した。
第28回(三国)から、大会名称を「女子王座決定戦」から「レディースチャンピオン」に改称した。
●最年長・最年少優勝記録
最年長での優勝は、第32回(18年・桐生)の山川美由紀の51歳9ヶ月。今回これを更新できる可能性があるのは、山川美由紀、谷川里江、倉田郁美、角ひとみ、寺田千恵の5人。
一方、最年少優勝は第33回(19年・蒲郡)の大山千広の23歳6ヶ月。今大会の最年少は西橋奈未(25歳0ヶ月)なので、記録更新のチャンスはない。
●出場回数
最多は今回で33回目となる山川美由紀。それに続くのは32回の渡辺千草と角ひとみ(渡辺は今回不出場)、31回の谷川里江。
なお、現役選手で第1回大会に出場実績のあるのは西茂登子、渡辺千草、宮本紀美、日高逸子だけとなったが、今大会にはいずれも不出場で、35回の歴史でついに第1回メンバーが一人もいない大会となった。
●初出場
初出場となるのは、松尾夏海、富樫麗加、中川りな、新田有理の4人。松尾は昨年勝率は圏内だったが出走不足のため除外、富樫は昨年予備2位、中川は同10位でわずかに届かず。今年はいずれも堂々の出場となった。
●売り上げ目標
昨年末にクイーンズクライマックスを開催したばかりの浜名湖。その時は170億円の目標に対して169.6億円とほんの少し届かなかったが、今回の目標は120億円。昨年の多摩川は115億円の売上だったが、果たして。