下関
芦屋で注目すべきエンジン
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芦屋の現エンジンは5月24日が初下ろし。7月9日の本誌8月号の発売日時点では使用節が少なかったため、ここで改めてエンジンについて紹介する。20日に開幕するオーシャンカップの注目機5基と、手にした選手は以下の通り。
・33号機(39.3%)…松井繁
・10号機(48.2%)…湯川浩司
・52号機(33.3%)…平本真之
・7号機(30.8%)…山口剛
・42号機(50.0%)…寺田祥
松井が手にした33号機は直前節の田中和也が節一パワーで優出。4節使用してB級の乗り手が半数いるが、いずれも素晴らしい足を披露していた。
33号機に負けず劣らずなのが10号機。A1級の乗り手はいないが、出場3節全てで予選を突破。特徴は高水準のバランスタイプだ。
52号機は2連対率こそ33.3%だが、直前の原田篤志が節一の仕上がりで優勝戦1号艇を獲得。優勝戦は展開の不利もあって2着に敗れたが、ケタ違いの出足~行き足を見せていた。
7号機は、純地元の川上剛が「これはエース機候補」とまで言い切った優秀機。特徴は伸び型。91期の同期生・山口剛が手にしたのは、何かの縁だろう。
そして2連対率50%の42号機は寺田祥の手に。初降ろし節で長田頼宗が優勝。出足や回り足に特徴があるのは、まさに寺田向きのエンジンと言えそうだ。
2連対率に注目すると、上位3基は寺田千恵(6号機・57.1%)、遠藤エミ(46号機・56.2%)、平高奈菜(43号機・53.3%)と女子3選手が獲得した。3基とももちろん悪くはないが、正味の評価は中堅上位クラス。"女子力"を活かしてどこまで仕上げられるかに期待したい。