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18日に行われた平和島の優勝戦は、1号艇の木下翔太が人気を集めたものの、3号艇の東本勝利が3コースからまくって優勝した(決まり手は抜き)。
平和島の優勝戦はインが鬼門のコースになっている。今年はここまで15戦して6勝、勝率は40%しかないのだ。全体を通した平和島のイン勝率は45.4%なので、優勝戦ではそれよりも勝てていないことになる。
優勝戦におけるイン勝率の全国平均は74.1%。1号艇はかなり高確率で優勝できているが、平和島だけは別。
今年の場別における優勝戦1号艇の成績は以下の通り。平和島の40%は抜けて低く、逆に多摩川の94.7%という強さにも驚く。かつては多摩川もインが弱い水面だったが、近年は猛烈な強さを見せている。このあたりは昔のイメージで臨むと痛い目にあうことになる。
●2021年場別の優勝戦インコースの成績
場 | 1着率 | 出走 | 1着 |
桐生 | 0.765 | 17 | 13 |
戸田 | 0.65 | 20 | 13 |
江戸川 | 0.833 | 18 | 15 |
平和島 | 0.4 | 15 | 6 |
多摩川 | 0.947 | 19 | 18 |
浜名湖 | 0.7 | 20 | 14 |
蒲郡 | 0.75 | 20 | 15 |
常滑 | 0.739 | 23 | 17 |
津 | 0.563 | 16 | 9 |
三国 | 0.75 | 16 | 12 |
びわこ | 0.778 | 18 | 14 |
住之江 | 0.895 | 19 | 17 |
尼崎 | 0.789 | 19 | 15 |
鳴門 | 0.588 | 17 | 10 |
丸亀 | 0.762 | 21 | 16 |
児島 | 0.727 | 22 | 16 |
宮島 | 0.636 | 22 | 14 |
徳山 | 0.899 | 18 | 16 |
下関 | 0.824 | 17 | 14 |
若松 | 0.9 | 20 | 18 |
芦屋 | 0.7 | 20 | 14 |
福岡 | 0.667 | 18 | 12 |
唐津 | 0.636 | 22 | 14 |
大村 | 0.8 | 20 | 16 |
インが弱い平和島の優勝戦の特徴は、3コースが強いこと。今年は特にだが3コースまくりがよく決まっている。また、2コースのまくりも多く、この2つが回収率でも100%を超えるので狙い目と言っていいだろう。
5コースのまくり差しも優勝戦ではしばしばある。このケースだと万舟にもなりやすく穴党にはお勧め。しかし、4コースは意外とうまみがない。決まらないわけでもないが、4カドが割と売れてしまう傾向があり、回収率は72.9%止まりとなっている。
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