SG最短復帰を目指す村松修二

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村松修二

びわこで開催中のGⅡモーターボート大賞は予選2日目が終了。オール2連対の澤田尚也が得点率トップに立つが、それを僅差で追いかけるのが村松修二。村松は2日目のイン戦こそ2着に終わったが、2連対率24%の低調機とは思えない動きでオール2連対をキープ。

近況の村松は、5月の大村GⅡモーターボート誕生祭でも優出、そして7月のからつで今年2度目の優勝を飾るなど、好リズムを持続。昨年2月のGI中国地区選に続く、2度目の特別戦制覇を虎視眈々と狙っている。

それもそのはず、村松は「とにかくSGの権利が欲しい」と、SG出場に並々ならぬ意欲を燃やしているからだ。村松は昨年、GI初優勝からクラシックでSGデビューを果たすなど、順調に出世街道を歩んでいた。

だが昨年8月にコロナ禍における「選手としての体面汚し」で2ヶ月の出場停止処分を受けると、決まっていたSGメモリアル出場も取り消しとなった。今月いっぱいが選考締め切りの10月ダービーも、勝率はボーダー圏内にいるがSG選出除外期間に当たるため、出場することはできない。

だが11月のチャレンジカップは除外期間が明け、出場可能となる。9月には地元宮島のGI周年のあっせんも決まった。今回のGⅡもしくはGIで優勝できれば、賞金アップだけでなく、来年3月のクラシックの出場権利も発生。村松のモチベーションは限りなく高いのだ。

現在の賞金ランキングは124位だが、ここからどこまでごぼう抜きできるか。そして最短となるチャレンジカップでSG復帰となるか。村松の今後に注目だ。