平高奈菜に甲子園の勝機はあるか?

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平高奈菜

10日、丸亀で行われているGⅡ「第3回全国ボートレース甲子園」で平高奈菜が準優9Rの2号艇で出走し、見事2着に入って優出を果たした。同大会における女子選手の優出は初めてなる。また、もし優勝となればGⅡ以上の男女混合戦では女子8人目の快挙となるが果たして。

優勝戦は4号艇。1号艇には超抜エンジンを駆る毒島誠、2号艇には峰竜太と高過ぎる壁が立ちはだかる。「よほどの事件が起きない限り…」と本人も語るが、平高の足も決して悪くない。また、今節は平高らしい乗りっぷりの良さも目立っている。

今節は2日目に4コースから強まくりで1着を取っているし、もともと4コースからの攻めは鋭いタイプ。女子選手の軽量を生かせればカドから伸びることもあるだろう。

平高の4コース成績過去3年を調べると1着率は18.8%とまずまずの成績。154走で29勝している。その内の48.3%はまくり、まくり差しは24.1%、差しは10.3%、抜きが17.2%となっており、勝ち切る場合はやはりまくり一撃が多い。データの多くは女子戦のものだが、平高は混合戦での活躍も多い選手。特に混合戦だからと言って成績が落ちないのが彼女の強みでもある。