毒島誠のピット離れの超技!

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毒島誠

丸亀で開催中の「第3回全国ボートレース甲子園」の初日ドリーム戦で、2号艇の毒島誠がピット離れから飛び出してイン取りに成功したのはご存知だろう。人気を背負った1号艇の峰竜太は2コースになってしまい、毒島が難なく逃げ切った。峰はスタートも0.26と凹んでしまい3着止まり。

毒島は当地のスーパーエース機と言われる64号機を引いたことが追い風となっており、ドリームのスーパーピット離れも、機力が後押ししたのは間違いないだろう。ただ、毒島のピット離れは特に機力が関係ないところもある。ピット離れ仕様にしなくても、技術だけで出てしまうことがあるからだ。

毒島のピット離れの様子をリプレイで見れば明らかに他の選手と違うことが分かる。ほぼ舳先が浮かないのだ。他の選手は一旦舳先が浮いてからその後に加速する。「よいしょ」というような感じが一般的な選手だ。しかし、毒島の場合はその「よいしょ」がなく、スーっと出て行く。見ていると少し違和感を感じるのだが、その技術だけでうまくいけば1艇身は出てしまう。