データの有効な集計期間とは

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舟券予想に役立つデータはさまざまある。最も単純な例を挙げると、インコース勝率など。戸田ならば44.6%、大村ならば65.2%といった具合で、これは最近半年のデータとなる。

これを集計期間を1年間に延ばすと、戸田は44.1%、大村は65.6%でほとんど差はない。

では逆に2ヶ月に縮めると戸田は41.8%、大村は62.7%となり、半年間データと差が出てくる。大ざっぱに言えば、この手の集計は半年以上のデータを取らないと信頼度はないと言えるかもしれない。

選手データも同様だ。例えば峰竜太の勝率は最近半年で8.52。しかしこれを2ヶ月区切りにすると8.74、7.76、8.97となり、どの数字が本来の実力なのかはわかりにくい。2ヶ月だと約30走くらいだが、やはり最低でも50走以上のデータではないと安定はしてこない。

さらに細分化して選手のコース別成績や枠番別成績は注意が必要になってくる。再度、峰のデータを例に取ると1年間の4号艇の勝率は8.00で1着率は17.5%。これは3ヶ月区切りで見ると8.50(25.0%)、7.33(0.0%)、8.08(25.0%)、7.86(14.3%)※()内は1着率。かなりバラつきが出てしまう。3ヶ月区切りだと大体10走くらいになるが、はやり10走くらいのデータでは頼りないと言える。