逆境の中で節目の勝利

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平尾崇典

昨日(15日)、本日(16日)、節目の勝利を飾った選手がいる。昨日若松で2000勝の平尾崇典と本日尼崎で2500勝の金子良昭だ。

まずは平尾。若松一般戦の準優勝戦10Rで、インの金子龍介を2コースから差し切ったというレース内容だった。

近年はまくって攻めるレースで、外寄りのコースからでも1着をもぎ取るが、この日は前半の6Rで6号艇、大外から進入。展示トップタイムということもあり、目いっぱいダッシュをつけて1マークを一気にまくった。しかしバックへ向いたところでFコールが宣告。+01の勇み足だった。

このことがあり、準優勝戦1着でも優勝戦に勝ち上がれないうえに、2000勝も全く喜べないという残念な節目となってしまった。

翌日(17日)の出走表には平尾の2000勝を祝うスペースが設けられ、「初優勝の地、若松で2000勝が達成できたのは嬉しいです。ただ、フライングでご迷惑をおかけし、申し訳ないという気持ちの方が大きいです」など、本人のコメントが掲載された。

一方の金子は、2499勝で尼崎入りしていたが、なかなか白星が取れず、最終日を迎えた。2Rと11Rの2回走りで、2Rが1号艇。今期は早くもF2で、90日の休みは未消化。スタートがいけない苦しいレースが続いていたが、このレースはコンマ12の踏み込み。トップスタートではないものの、隊形的な不利はなく、1マークを先マイ。一目散に逃げて先頭でゴール。