坪井康晴、勝負どころは後半戦
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
【坪井康晴】
前田将太のGI初優勝で幕を閉じた福岡68周年。その優勝戦で3着に入ったのが坪井康晴。予選は2位で通過し、準優も堂々の逃げ。優勝こそ逃したが、3着賞金310万円を加算し、賞金ランキングは13位に浮上した。
今年の坪井は、4月の住之江周年で、2017年4月の三国周年以来、実に4年ぶりのGI制覇。その直前の浜名湖では完全Vも飾った。本人も「今年はとにかく流れやリズムが良かった」と序盤戦を振り返った。
賞金ランキングも好位置に付ける坪井だが、意外にもクラシック、オールスター、そして22日からの児島グラチャンと、今年のSG出場はない。それでいて賞金13位なのだから、いかに好調なのかが分かる。
そして勝負の後半戦の予定や、出場可能性をみると、稼ぎどころが満載。7月の芦屋オーシャンカップで今年のSG初戦を迎え、メモリアルこそ選出漏れも、10月の平和島ダービー、そして11月の多摩川チャレンジカップも出場圏内。「この勢いを続けられればいいね」と、5年以上遠ざかっているSG制覇にも色気をチラリ。
昨年は同じ静岡支部の徳増秀樹、深谷知博がSG初優勝を飾り、グランプリに出場した。近年はすっかり影が薄くなっていた坪井だが、今年は違う。5年ぶりのグランプリ出場を虎視眈々と狙う。