東西ヤング、過去の実績
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【畑田汰一】
6月は若手選手の祭典・ヤングダービーの勝負駆けが展開されるが、その前哨戦といえるのが戸田と宮島で開催されるイースタンヤング・ウエスタンヤング(以下東西Y)だ。このレースで優勝すると、ひと足先にヤングダービーの優先出場権が手に入る。
東西Y、過去7回の優勝者は以下の通り。
<イースタンヤング>
14年 桐生順平(蒲郡)
15年 西村拓也(住之江)
16年 平田健之佑(浜名湖)
17年 片橋幸貴(桐生)
18年 秋元哲(津)
19年 木下翔太(びわこ)
20年 木下翔太(桐生)
<ウエスタンヤング>
14年 篠崎仁志(大村)
15年 篠崎仁志(下関)
16年 松崎祐太郎(丸亀)
17年 前田将太(宮島)
18年 仲谷颯仁(下関)
19年 中村晃朋(丸亀)
20年 大山千広(児島)
過去に東西Yを優勝して圏外から本戦であるヤングダービーの出場権を獲得したのは、東Yの平田と片橋だけ。その片橋はこの時がデビュー初優勝で、しかもヤングダービーでも優出(妨害失格)し、全国へ大いに名前を売った。
一方、西Yの優勝者は全員A1級ということもあり、圏外からの逆転はまだない。そのうえ福岡支部の強さが圧倒的で、19年の丸亀大会で地元の中村が優勝した以外はすべて福岡支部所属の選手が勝っている。今回も実績上位の羽野直也や仲谷颯仁がエントリーしているが、選出上位に香川支部の選手が多く、一大勢力になりそう。
東Yは東京・愛知・大阪の三つ巴の様相。これに開催場の戸田が地元の畑田汰一が挑むという構図になりそう。
実績上位の主力選手が例年通り順当な結果を残すのか、伏兵が優勝し一発で権利を獲得するのか、東Yは6月12日から、西Yは6月13日からの戦いに注目だ。