戸田オールレディースで16万舟

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三浦永理

3日、戸田で行われている「オールレディース・第54回東京中日スポーツ杯」の4Rで16万6100円の特大万舟が飛び出した。

大外の枠の三浦永理がまくり差して1着。ただ、超高配当になったのは1着の三浦ではなく、2着に入った5号艇の久保田美紀、さらに人気を集めた1号艇の池田浩美と4号艇の遠藤エミがそろって着外に沈んだからだ。

このレースはカドの遠藤がスリット抜け出すと内を果敢に絞っていった。しかし、インの池田はこれに抵抗。2人が少し競る格好となって両者流れたところを三浦が好機にまくり差し、さらに久保田もうまくさばいて2着を奪取した格好だった。

1着の三浦は実力的にそう驚くものではない。コースが遠いので買いづらいくらいか。久保田の方はどうかといえば、こちらも実はさばきは女子でも屈指。結果論ではあるが、そこまで人気を落とす理由もない。

いずれにしても買いづらい舟券ではあったと思うが、戸田でこれほどの高配当が出るのは珍しい。10万舟の出現率の低さは全国でも抜けている。

外が利くレース場であることをファンもよく知っているので、外展開で決まっても驚くほどの配当になることは少ない。今回の配当も戸田で過去20番目の高配当。他場なら、これくらいの配当だとベスト20にも入ってこない。

基本的に戸田は攻めた艇が穴をあける事が多い。外展開になるわけだが、このケースは攻めた艇が勝つか、しっかり2、3着に残る。このような場合は、展開的にはそう難しくない予想なので超高配当には戸田ではなりにくい。

今日のように遠藤が攻めて着外に飛び、その外2艇が1、2着というケースが高配当パターン。また、久保田のようにベテランは人気を落としがちなので狙い目になるだろう。