◆前期成績まとめ 4~6コース1着率

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下出卓矢

前期成績(21年後期)からコース別の成績を分析する、今回は4~6コースの1着率について。

4コース1着率

1 下出卓矢 53.8%

2 西川新太郎 50.0%

3 大上卓人 47.1%

4 石渡鉄兵 45.8%

5 内堀学 45.5%

6 藤山翔大 42.1%

7 菅章哉 42.1%

7 椎名豊 42.1%

9 佐藤隆太郎 41.7%

10 三井所尊春 40.0%

10 大谷健太 40.0%

4コースの1着率は10.3%。セオリーでいうと4コースは差しに回ることが多いが、1着を取るならまくりが決まりやすい。10.3%のうち、4.6%がまくり、2.6%がまくり差し、2.0%が差し、抜きと恵まれを合わせて1.0%となっている。

このランキングに載ったほとんどの選手が4コースはまくり、もしくはまくり差しで勝っている。4コースで強いタイプは2つ。伸びで圧倒するか、スタートが強烈に早い。

下出卓矢藤山翔大菅章哉はまさに伸びで圧倒するタイプ。そして西川新太郎石渡鉄兵はスタート一気。4コースは攻めタイプのゴールデンコースと言えよう。

5コース1着率

1 菅章哉 37.5%

2 中澤和志 35.7%

3 池田浩二 33.3%

3 山地正樹 33.3%

3 芦澤望 33.3%

6 白石健 31.8%

7 佐藤隆太郎 30.8%

8 松下一也 28.6%

9 野中一平 27.8%

9 岡部大輝 27.8%

5コースの1着率は5.5%。自力勝ちの限界地で、1着で突き抜けるのはたやすくはない。決まり手の大半はまくり差し。わずかにまくり切ることもあるが、差しは抜きよりも少ない。

そんな中で30%を超える選手たちは称賛に値する。コース不問で1着を量産する菅は別格としても、中澤和志池田浩二はまくり差しを得意とするタイプ。そして4コースでも上位につけていた佐藤隆太郎は、ダッシュ戦で狙い続けたいひとりだ。

6コース1着率

1 和田拓也 26.7%

2 池田浩二 25.0%

2 星野政彦 25.0%

4 山田哲也 22.2%

5 興津藍 21.4%

6 萩原秀人 20.0%

6 堤昇 20.0%

6 田村隆信 20.0%

9 山口裕太 18.2%

10 平尾崇典 17.6%

6コースの1着率は1.7%。100レースやって1~2回しか勝てないが、そこで20%以上勝つ選手が8人もいる。

1位の和田拓也は大外に15回進入し4勝。決まり手はまくり差しが3回、抜きが1回。3着も2回あるので、大外を苦にしていないのだろう。

このほか、ランキングに載っている選手が大外になりそうなときは、積極的に狙って大穴をゲットしたい。